HOBO日鑑イタイ新聞

職人が二本の人差し指で一文字一文字、じっくり丁寧に打ち込みました

互助会解散!?ゆとりの国の住人たちに物申す!!

悲しいお知らせです。鑑別界の良心の灯火が、消えてしまうことと相成りました。こんな恐ろしい日が訪れようとは、誰が想像できたでしょうか。

嗚呼、互助会のない鑑別界なんて、蜂蜜を入れないコーヒーだ!

私は若い鑑別師たちに、声を大にして言いたい。あなたたちは自分さえ良ければ、それでいいのか!と。

そしてまた、こうも言いたい。こういう風に他人を批判する人間に限って、自分のことしか考えていないものだ!と。

まったく、思いやりのない世の中になってしまったものです。そりゃアンネの日記を破る輩も出てくるわけですよ。人心の荒廃、ここに極まれり。よい子のみんな、公共物は大切にしようね。

この人々の心の荒み具合と昨今のウクライナ情勢、中国で頻発する暴動やテロ等も考えあわせると、モヒカンにバギーでヒャッハー!の時代の到来も近いと言わざるを得ません。時はまさに世紀末です。いやまだ2014年ではありますが。

2014年でこの有様。2099年、本当の世紀末を迎えるころには、いったいデーモン小暮閣下は10万何歳になっているんでしょうか?

 それはさておき、助け合いの心を失った若者よ、私はあなたに見せたいものがある。どうぞ下の画像をご覧あれ。

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 あまりにも有名な漫画の、あまりにも有名なシーンなので説明は要りますまい。おばさんの発言に注目していただきたい。自分が助かりたいばかりに、よくよく考えもせずに、二人までと断言している。

一子相伝の暗殺拳の修行を積んだ屈強の男が二人。子供を肩車するなり、抱えるなり、いくらでもスペースを作ることは可能である。にもかかわらず、我が身可愛さに話し合いの余地すら与えない様子が見てとれましょう。

胸に手を当てて、よく考えてみて欲しい。あなたもあの時、このおばさんになってはいなかっただろうか?アンケートに対して、自分の利益だけを優先し、十分な検討なしに結論を下しはしなかっただろうか?

 

サウジアラビアにはこんなことわざがあります。

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「エゴイストの頭上には死兆星が輝く」

 若者よ、夜空を見上げるときには、せいぜい気をつけるがいい。