今週のお題「ひな祭り」
ということでしたので、「ひな」と聞いては黙っていられないこの私も、イザカマクラ!とるものもとりあえず駆けつけてみましたが、女の子の節句のお話であったのですね…
孵化場で卵から孵ったひなは、ベルトコンベアで運ばれて、鑑別師の待つターンテーブルへ。そこで押し合いへし合い、それはもうお祭りの人ごみのような混雑振りです。ひよこたちはぴーぴーぴーぴーとかしましい。
ターンテーブルの上でぐるぐる回っているうちに、ヒョイと持ち上げられ、放り投げられ、スベリ台を滑っていく。これはこれで移動遊園地のアトラクションみたいなものです。ひよこにとってはお祭りのようなもの。これがほんとのひな祭り。
ひな祭りの主役は女の子ですが、考えてみれば、ひよこも大事にされるのは、女の子ですね。最近はひよこだけでなく、鑑別師のほうも女の子が主役になってきています。おっさん鑑別師である私は、ひな祭りのときの男の子のように肩身が狭い……